仁淀川橋梁
仁淀川はいい顔ばかりじゃない
朝から雨が続いています。
日本一の清流と呼ばれ、仁淀ブルーが有名な仁淀川ですが、決して美しいだけの川ではありません。
今日のように雨が続くと美しい清流は濁流と化し、下流域の川幅は三倍くらいに広がります。
仁淀川にはダムが無いわけではなく
大渡ダム
を代表に、治水や発電を目的にしたダムがいくつもあります。
近年では大きな洪水被害こそ起きていませんが、河川敷の田畑が水没するなんてことは毎年のことであり、地元住民が不安を抱えている”暴れ川”であることも事実。
嵐が来ればみるみる増水していき、嵐が過ぎ去れば数日のうちに濁りがとれていく、それも仁淀川の特徴なのです。
まもなく鮎釣り解禁
高知県地方は一部の河川を除き、6月1日から鮎釣りが解禁になります。
太公望の皆さんは待ち遠しいことでしょうね。
仁淀川が雨で増水すると釣りはできませんね。
しかし、実はこの増水が鮎の成長や遡上に大きく影響するのです。
鮎は主に水中の石について苔を食べますが、夏の暑い時期で水量が減ると、水温が上がってしまいエサである苔の成長が悪くなったり腐ってしまったりします。
そんな時に増水して川底を洗い流してくれることで、再び新鮮な苔が生え、鮎も元気になるのです。
また、増水していることで、渇水期には入り込めない上流まで鮎が遡上していきます。
だから、仁淀川ではいたるところで鮎が釣れるのです。
今年も人的被害が出ない程度で、仁淀川の恩恵を受けたいものですね。
